啓蟄も過ぎ、草木の芽吹きと共に大地に眠る虫たちが
地上へ顔を出してきている頃でしょうか。
たった今、庭から聞こえてくるホーホケキョ。
ホーホ、の部分がウマく言えないケキョケキョケキョ、の
うぐいすもやってきたりします。かわいい。
薄手の軽いコートを身に纏うのも、春の楽しみのひとつ。
春はとにかくうれしいです。
季節が変わる。
節目。
節。
最近仕事の量も時間もとても増えているのですが、何がどう変ったのかわかりませんが、とにかく楽しいです。勿論、がっかりすることや残念な気持ちになることもたびたびあります。単細胞なので、売られた喧嘩はすぐ買ってしまうし、打ちのめされたり喜んだりのバイオリズムもてんやわんやです。ですが、ただ「続ける」という行為によって、その向こうに答えは用意されていることや、ぼやけているものも、いつかはピントがあうこと等、不器用ながらも、その感覚や兆しがだんだん掴めるようになってきたような気がしています。このあと10年の生き方、走り方の路線についても然りです。不可抗力に対し嘆くのではなく、足りないものをただ単に補充する、ということではなく。他者を変えることはできないからこそ、こちら側がどう変っていくのか、変わっていけるのか。今後何がどう変っていくのか。それら自体を楽しめるようになっています。すべては、自分のまわりにいる皆さんの存在のおかげ。誰ひとり欠くことなく。すべてが教え。あらゆる行動、感情、思い、想いを抱かせてくれる、これまで出逢った、これから出逢う、ひとりひとりのおかげです。他者あっての我が身でございます。
「よく皆が疲れたというが、オレにはそれがどういう状態なのか、理解できないんだ。疲れたと思ったことがまだ一度もないんだ。」という土門拳さんの言葉を頭の片隅に置いています。その言葉の意味を脳に刷り込んでいます。
Author:akiyasu_sukiyasu
福岡在住です。改めてよろしくお願いいたします。