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theヌード 人・からだ・カタチ

theヌード


久留米にある 石橋美術館で開催中の
theヌード 人・からだ・カタチ」 に行ってきました。
ヌード(裸体像)は、造形の基本。
それは西洋美術において重要なモティーフであったとともに、
アカデミックな画技熟達の手段以上の存在意義をもっています。
エントランス

日本では明治に入り、西洋絵画や彫刻技術とともに導入されますが
当時はたいへんな騒ぎだったそうですよ。
展示するか否かで大もめしたり、ヌード絵画の横には見張りがいたり
裸体の腰から下が布で巻かれる、いわゆる「腰巻」状態で展示、
一般観覧者は入れない特別室での展示、など
裸体画取り締まりは、大正時代の終わりまで続いたそうです。


さて、今回の展示は、石橋美術館が所蔵する96点で構成されます。
区分されたテーマ もなかなかおもしろいです。

1.演じるヌード・踊るヌード
2.英雄の姿
3.生活の中のヌード
4.アトリエの裸婦
5.群像

ヘンリー・ムーアのリトグラフ、エドガー・ドガの踊り子のブロンズ、
ロダンの考える人、ピカソのミノタウロス、
梅原龍三郎の油彩、藤田嗣治のエッチング、マチスのペン画、
藤島武二の鉛筆画、山本豊市の乾漆、
古賀春江の油彩、井上三綱の水彩…

西洋、東洋のさまざまなヌード、
その表現は 無限大であるように感じました。


でも、今回イチバン気になったのは、石橋コレクションのひとつ
豊福知徳の「透過する立像(白)」でした。(第4室にて展示)
ある意味ヌードであり、ヌードではありません。
素材はマホガニー、シンプルな頭と体しかありません。
その胸のあたりに開けられた、豊福氏ならではの穴・穴・穴。
光の当たり具合で、影の映り方が違う、穴の数が違う、
というのがおもしろくて。
トリック的な造形に しばし立ち止まりました。
(豊福知徳氏のパブリックアートは、マリンメッセの前にもあります。
赤い巨大穴あき人体、作品名「那の津往還」、
ご存知の方も多いと思います)

また、別館でも石橋コレクションを満喫できます。(第9室)
こちらもヌードではありません。あしからず。
佐伯裕三の「コルドヌリ」や「広告貼り」
何度観ても、その構図、筆使い、色の構成に惹かれます。
ちょうどいい具合にソファが置いてあるので
この2点をいつまでも 眺めていられるのもうれしいです。
他には、岸田劉生の「麗子像」や、坂本繁二郎の「放牧三馬」など
名作が揃っています。

ブリジストンの創業者 石橋正二郎氏の
「世の人々の楽しみと幸福のために」
「美術品は私蔵せず公開すべき」
という理念は、石橋美術館を訪れるたびに感じさせらます。
石橋美術館

ちなみに、たくさんのヌードを、しかもたった500円で
堂々と堪能できるのは 7月8日(日)まで。
ふくよかなからだ・カタチ、待ってますよ。 
かたち


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  1. 2007/05/20(日) 13:42:46|
  2. アート
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