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祝婚歌

結婚の儀。
チャペル式、神前式、人前式、といろいろありますが
どの場にいても、祝辞や誓いの言葉には
こちらまで背筋が伸びる思いがします。
ahead

そして、谷川俊太郎さんの「序詩」
いま まさに始まるふたりの人生の序。
 かたわらに


   あなたがいる
   私のかたわらに
   いま 
   私がいる
   あなたのかたわらに

この「序詩」には、派手な愛情表現もべたべたなセリフもありません。
恋愛における高鳴りやときめき、胸の苦しさもありません。
「かたわら」という、たった一語に多くが含まれている、と思います。
あなたの「となり」でも、「よこ」でも、「そば」でもない
「かたわら」なのです。言葉の深さを感じます。
 

祝辞には吉野弘さんの「祝結歌」も よく引用されます。

   二人が睦まじくいるためには
   愚かでいるほうがいい
   立派すぎないほうがいい
   立派すぎることは
   長持ちしないことだと気付いているほうがいい
   完璧をめざさないほうがいい
   完璧なんて不自然なことだと
   うそぶいているほうがいい
   二人のうちどちらかが
   ふざけているほうがいい
   ずっこけているほうがいい
   (中略)
   そして
   なぜ胸が熱くなるのか
   黙っていても
   二人にはわかるのであってほしい

これは吉野弘さんが姪御さんの結婚祝に贈った
ごくプライベートなものらしいです。
今やまるで「民謡」のように言い伝えれられる祝辞です。

「民謡というのは、作詞者とか作曲者がわからなくとも
 歌が面白ければ歌ってくれるわけです。
 だから、私の作者の名前がなくとも作品を喜んでくれる
 という意味で、私は知らない間に民謡を一つ書いちゃったな と、
 そういう感覚なんです」(吉野弘談)

「ずっこけているほがうがいい」
なんて、とっても素敵ですよね。

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  1. 2007/04/29(日) 18:39:55|
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