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スネ

安部公房「カンガルー・ノート」の足のスネで思い出したのだが
ヘッセの「シッダールタ」でもスネの引用がある。
「…へやの窓からのぞみこむと、
シッダールタが一歩も動かず腕組みして立っていた。
そのあらわな スネ に月光が映っていた。…」
スネオ


スネ に月光が映っていた?

なんでまた スネ という場所がクローズアップされ
何ゆえ 月の光に照らされていたのか、不思議に思った。
その場面を想像してみても 別に スネ である必要性があるとも思えず。。。
しかし、スネといえば、「弁慶の泣き所」ともいわれるほどの急所。
向こうズネは、皮膚のすぐ下、脛骨のすぐ上を神経が通っている。
非常に痛みの強い急所であるのだ。たしかにイタイ。
スネって、結構あなどれない。

「シッダールタ」とは、釈尊の出家以前の名前で
成就したもの(シッドハ) と 目的(アールトハ)から成る。
悟りに至るまでは、なんやかんやと苦行あり困難あり。
そんな求道者の話である。

川の流れから時間を超越することによってのみ幸福を得られるという。
川から学ぶものが多い、という内容から ガンジス川を思い浮かべた。
インドにはまだ赴いたことないが、あの川はきっと特別な川なのだと思う。

ヘッセのこの作品は、インド本国では12の方言に翻訳されたという。
日本でも、博多弁、佐賀弁、山口弁、関西弁、名古屋弁…と
各地の方言で翻訳されれば、より多くの人に読まれることになるだろうか。
言葉そのものは難解でなく、むしろ単純であるが
読むたびに初めて読むような新鮮さを感じてしまうのは
いつ読んでもそのときどきの己に何かしら響く多くが
含蓄されているということなのだろう。
おそらく読み続けるであろう秀作。

余談だが 今日話してきた スネは「脛」、
「親のスネかじり」という言葉の スネは「臑」
ベツモノである。漢字で書くと違いがわかる。


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  1. 2007/04/25(水) 22:40:37|
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