fc2ブログ

Look For The Silver Lining 

Whene'er a cloud appears in the blue

ドゥルーズ

ドゥルーズ

NikonD50 Nikon AF NIKKOR 28-80㎜

ドゥルーズの哲学 生命・自然・未来のために」
小泉義之 講談社現代新書

ドゥルーズを知るために 手にした一冊。
ジル・ドゥルーズ(1925-1995)は、20世紀において
最高の哲学者、最高の哲学史研究者であった。

『差異と反復』では、新しい数理哲学、自然哲学、生命哲学を示し、
ニーチェやフーコー論、絵画論、映画論など新しい哲学から
新しい倫理を引き出した。

現代思想は、同一性(アイデンティティ)に固執し
「私とは何か」「自己とは何か」という問いに拘泥し
自分の同一性を保証してくれるものを追い求めている、という。
なるほど、考えてみれば、現代は「自分探し」なるものが
さまざまな形で展開され、氾濫しているようにも見える。
ところが、彼は、この「私」と「自己」は思考停止語であるという。
それは、「差異」に考えが及ばず、自分が生物である、
という当たり前の現実を取り逃がしてしまう、というのだ。

彼は「強度の差異の倫理」をこう示す。
①自分の遺伝子を発現させすぎないこと
②他者と共にある自分を発現させすぎないこと
③他者を発現させすぎないこと
④発現したものをすべて世界に住まわせること
⑤私たちの世界を意多様にすること
そして、このような倫理だけが
「愛」であるとしている。

人気blogランキングへ



関連記事
スポンサーサイト



  1. 2007/06/07(木) 06:38:56|
  2. | トラックバック:0
  3. | コメント:4
<<夏の朝の成層圏 | ホーム | 朝の1時間>>

コメント

こんにちは。
ドゥルーズといえば、youtubeにドゥルーズ関連の映像がいくつかあります。
http://www.youtube.com/watch?v=cjY217bNkPo
ヴァンセンヌというパリのラジカルな大学での講義と、

http://www.youtube.com/watch?v=Uxcdrid0Rsw
ドゥルーズのABCDというテレビ番組の映像です。

youtubeでは
man rayとかcocteau、duchampとか
検索するといろいろ出てきます。
おもしろい!
  1. 2007/07/08(日) 21:38:48 |
  2. URL |
  3. syunya #-
  4. [ 編集]

syunya さん
こんばんわ。ドゥルーズ映像のご紹介ありがとうございます。動くドゥルーズを観たのは初めてでした。こういう映像を見ると、彼が「話している」ことがわかるようになりたいと思えてきます。翻訳された書籍は訳者の主観などがやはりどうしても入ってくるわけでして。仏語勉強しよう。

過日写真仲間と、マン・レイの瞳のメトロノームみたいな作品を作れないか、など話をしました。彼らの映像見てまたイメージ膨らませたいと思います。
  1. 2007/07/09(月) 23:29:10 |
  2. URL |
  3. akiyasu_sukiyasu #TJwWj8Lg
  4. [ 編集]

Re: ドゥルーズ

こんにちは

ドゥルーズのアベセデールの続報です。
今日(笑)東京の日仏学院でアベセデールの上映会が
あるんです。
http://www.institut.jp/agenda/evenement.php?evt_id=719

今月中はドゥルーズの展示会もやってます。
http://www.institut.jp/agenda/festival.php?fest_id=34
はじめてみるダンディーな写真が。

主著の一つ「シネマ」の日本語版の出版が
きっかけみたいですね。

昨日、リシャール・ピナスというドゥルーズの教え子だった音楽家も来日公演をしたんです。
http://www.captaintrip.co.jp/heldon/#bebe
http://www.super-deluxe.com/
昨日がその日だったことを今さっき知りました。
くやしー。


  1. 2007/10/21(日) 14:45:48 |
  2. URL |
  3. syunya #-
  4. [ 編集]

Re: ドゥルーズ

syunya さん
すごい。お知らせありがとうございます。今日なのですね、上映会(笑)、そして展示も今月いっぱいとは、ちょっと上京するには日程がつらいです。。。リシャール・ピナスさんって教え子さんも来日されていたのですね。アルバム「単一と多重」タイトルからして聴いてみたいです。

先日、河出書房新社「KAWADE道の手帖 ドゥールーズ 没後10年、入門のために」を入手しました。カバーが「アベセデール」のインタビュー写真なんですね。この中の廣瀬純氏「サーフィンの世紀」は共感できる部分が多かったです。

福岡にも日仏学館があるのですが、こちらでも上映会があればいいなぁ。
  1. 2007/10/21(日) 15:21:52 |
  2. URL |
  3. akiyasu_sukiyasu #TJwWj8Lg
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://akiyasusukiyasu.blog100.fc2.com/tb.php/116-598ff53d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

akiyasu_sukiyasu

Author:akiyasu_sukiyasu
福岡在住です。改めてよろしくお願いいたします。

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード

検索フォーム