この時期は、正座をする機会が増えます。正座をすると、気持ちがしゃんとなります。同じ座るにしても、ふかふかソファに腰かけるのは、しゃんとなるというより、その真逆、ゆったり脱力。緊張と弛緩。どちらも違う意味でのリラックス。
今日は、8月15日でございます。
ラジオの声 忘れし足の痺れかな
夏まっさかりの日曜日でした。ここ数日は、夕立がやってきて、さぁーっと暑さをクールダウンしてくれています。植木たちも水浴びして気持ち良さそうです。ニンゲンも、大粒の恵みの雨に思わず両手挙げて踊りだしたくなります。
踊る、といえば、映画『踊る大捜査線3』を、過日友人たちと観てきました。笑いと哀しみは、表と裏であることを感じさせてくれる映画でございました。『ベティ・ブルー』のときも、それは感じたな。いつだって(ヘビーなときこそ)、笑いの要素がどこかに隠れていて、それが必要なときにひょっこり顔を出す。どこぞかの神様か誰かが、そういう「救い」をちゃんと用意してくれていることを、特にこの2、3年の間、幾度も感じております。
踊る、といえば、映画『フットルース』も我が青春の1ページであります。ある事件をきっかけに、ロックもダンスも禁じられたハイスクールのみなさんが、卒業ダンスパーティー開催、ロック&ダンス禁止令廃止を目指してがんばるがんばる物語。(大雑把ですみません)(ロックもダンスもない人生なんて、とても考えられません)あのときも救ったのは神の存在でしたねぇ。聖書の中に唄え、喜べ、踊れ、祝え、共に、云々。日本でもそうでございます。例えば古来から、稲作豊作願って、唄い、踊り、神に願う、捧げる。お城の修築工事が終われば、お酒をふるまい、その勢いで唄う、踊る。もうすぐお盆ですが、先祖霊供養のための盆踊りも然りです。唄うこと、踊ることは、ニンゲン以外の生命体らしきものとの(勿論ニンゲン同士も)通信手段のひとつだったんじゃないかとも思います。キャンプファイヤーなんて、その感じがすごく出てません?満天の星空の下、暗闇に燃え上がる炎、ファイヤー!うおー、うおー雄たけびダンス。ああ、夏の夜は、どうしてこうも野性に戻りたくなるのか。。。
物事の白黒。グレーゾーンのなんとも多いことよ。グレーといってもその濃淡も幅広く。いぶし銀らしきものまでもあり、ちょっと磨くとぴかぴかの銀色にもなることも。物事の「白黒」を「白赤」と言い換えたら、グレーゾーンはピンクゾーン?ピンクだったら、考え方もなんだか明るくなりそう。
Author:akiyasu_sukiyasu
福岡在住です。改めてよろしくお願いいたします。