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Look For The Silver Lining 

Whene'er a cloud appears in the blue

経絡【けいらく】

 

自らの体をもって、ものごとの「ツボ」について考えてます。

 

漢方で「経」は動脈、「絡」は静脈。ものの筋道のこと。

東洋医学における物療系(鍼灸・手技系)の基本である

ツボ(経穴)とツボを結び連ねる筋道を「経絡」といいます。

「経」は縦の流れ、「絡」は横の流れを意味しています。

人体の六臓六腑を養うためのエネルギー循環系が縦横に

頭のてっぺんから足のつま先まで流れています。

 

 

 

「ツボを得た」とか「ツボを押さえた」という言葉がありますが

これは何か大切なことをうまくつかんだことをいいます。

 

 

 

 

 

 

 

友人が鍼灸院を開院しました。そのパンフレット写真撮影をきっかけに、鍼灸やツボ・経絡への関心が増しております。

ツボは面白いです。名前の由来、言葉の意味もとても奥が深いです。

体のツボを押さえながら、繋がる道筋をイメージしております。物事の基本を探る旅のようです。

目の前にあるあれこれの中のツボは何たるかを考え中。

 

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  1. 2010/04/29(木) 11:30:28|
  2. | コメント:2

それぞれの時間に

「写真によって、世界は何ら関連のない、一つ一つが自立している素粒子の集まりとなった。歴史、過去、現在は些細な出来事や逸話の集合となった。カメラは現実を細分化し、扱いやすく、不分明にする。それは相互作用や連続性を否定し、代わりに それぞれの時間に神秘性を授ける 」(スーザン・ソンタグ 『写真論』)

現像に出したままでいた写真を取りに行く。数か月分の記憶を辿る。

「写真は記憶の道具ではなく記憶の発明であり、もしくはその代用である、というプルーストの解釈は少しく誤解である」

「写真は単なるイメージ(絵がイメージであるような)ではなく、現実の解釈である。それはまた足跡やデス・マスクのように、しばしば現実から直接に何かを刷り出したようなトレースでもある」

「写真は過去の遺物であり、出来事の痕跡である。現在の生活が過去を引きずり、過去が自分の歴史を創る過程で欠かせない要素ならば、すべての写真は生の文脈を必要とし、瞬間に凍りつくことなく、時間の内に存在し続けるだろう。」(ジョン・バージャー)

「世界のあらゆるものは本になるために存在する。今日、あらゆるものは写真になるために存在している」(マラルメ)

それぞれの言葉に、頷くこともできるし、腕組みすることも、首をかしげることも、首を横にふることもできる。

  1. 2010/04/18(日) 10:48:20|
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読むは楽し

本を読むのは楽しいこと。

夜中2時過ぎ仕事から帰宅。朦朧としたままC姉さんからの小包に気付く。4月6日銀座からの消印、「お届け日 4/7」「品名:書籍」、一体何だろうと思いながら包みを開ける。現れたのは「写真」の文字。その二文字の漢字が胸を突き刺した。一撃。全身に渡る震えと共に顔がしわくちゃになってしまった。しばらく本能のまま身と感情を放置。無防備のまま、落ち着くまでそうしていた。その書籍は、土門拳氏「写真批評」(ダヴィッド社)1978年5月15日初版 1985年7月15日六版(定価1,800円)だった。

『早稲田大学の古本屋にありました。さすが文学系・・・このはがきもかわいかろ?』  

五十嵐書店のリーフレットに目を通す。 「ふるきをたずね、新しきを知る。」書籍文化の継承に、じっくり、真面目に取組んでいきたいと考えてります。 (←考えてります、「お」が抜けてる!誤植?心身がちゃがちゃになりつつマチガイ見っけ)

リーフレットの裏面には、こう記されていた。 「一つのことを実現するということは、そのものを支配する法則を神の創造の諸法則に一致させることであり、経験とは創造の承認でしかない。大自然の諸法則を探し求め、その法則の中に新しい作品を順応させようとする者は、創造主に協力することになる。模倣者は創造者に協力しない。独創性(オリジナリティー)とは起源(オリジン)に還ることである。」  (Antonio Gaudi) 

今日、さとさんが立ち上げて下さったブログ「Cahier de photo(写真ノート)」を再読。2005年の12月の終わりのこと、2006年明けてから、そしてその後フォトレッスンが休講になったときのこと。当時のことが時系列に沿って次々と頭を駆け巡る。

以前そのブログでも書いた「場所の感覚」 http://photocahier.blog14.fc2.com/blog-entry-820.html#more について、再考。

読むは楽し。hide先生から教えて頂いた書籍も数知れず。森見登美彦さんの「太陽の塔」を読んで笑い転げよう。

  1. 2010/04/11(日) 10:04:42|
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フォトレッスン

hide先生のフォトレッスンとの出会いは、写真だけでなく、たくさんの友人、仲間たちの出会いでもあります。

 ふと気がつけば、いつも身の回りに「写真」があるように感じます。

concentrateSmile

フォトレッスンは、これからもずっと続くのだと思います。

hide先生ありがとうございました。これからもワイワイ写真を楽しみます。

 

  1. 2010/04/07(水) 11:35:47|
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福岡在住です。改めてよろしくお願いいたします。

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