結婚式写真。集中力、緊張感が高まるせいか、終わった後はどーっと脱力感がやってきます。暫く放心状態のような感じになります。年末の結婚式写真はあまり満足ゆくものに仕上がらず、おふたりに申し訳ない気持ちで、いまだにそれを引きずっております。。。事前の準備、会場のこと、照明のことも、もっと入念にするべきであった、という反省が残りました。秋にはまた、職場のMr.ルーキーが結婚式の予定。反省が生かされれば、と思います。
昨日は、街の商工会がつくっている小冊子に載せる写真を撮りました。院長のお顔写真。あまりかしこまらず、の写真でした。最初は、しぶしぶのご様子でしたが、仕事をしている「ふう」を装ってくださって、とても協力して下さいました。院長先生素敵な笑顔をありがとうございました。
来週、理学療法士の先生が独立される際に立ち上げるホームページの写真を撮ります。診察室のほか、モデルさんの背中なども撮る予定です。
22年度診療報酬改定の基本方針が決まり、目下、点数表参考資料を熟読中です。救急、産科、小児、外科等の医療の再建、そして病院勤務医の負担軽減が重要課題です。また改定における視点として、?充実が求められる領域の適切な評価、?患者からみてわかりやすく納得のできる生活の質(QOL)を配慮した医療の実現、?医療と介護の機能分化と連携、?効率化の余地があると思われる領域の適正化、以上4つが挙げられています。?の連携が今後さらに展開されてゆく(2年後の医・介同時改定もふまえた準備であろう)ことを考えると、医療従事者は、医療保険だけでなく介護保険への理解を深め、視野を広げる必要があります。私の職場では、5月からはこれまでの一般病棟のほか、亜急性期病棟、回復期病棟を新しく立ち上げるので、ベッドコントロールがこれまでよりも複雑になります。入院日、疾患名、疾患の発症日、リハビリ期限、転棟日、退院期限、そして地域連携パスの期限など、ひとりひとりの入院治療に「期限」というものが立ちはだかります。「最善の治療を施すこと」と「法令順守」について、いつも多くを考えさせられます。期限を越えてもなお入院希望される患者や家族の方に「国の決まりなので…」と、説明をするたびに、何かしっくりいかないものを感じています。
啓蟄も過ぎ、草木の芽吹きと共に大地に眠る虫たちが
地上へ顔を出してきている頃でしょうか。
たった今、庭から聞こえてくるホーホケキョ。
ホーホ、の部分がウマく言えないケキョケキョケキョ、の
うぐいすもやってきたりします。かわいい。
薄手の軽いコートを身に纏うのも、春の楽しみのひとつ。
春はとにかくうれしいです。
季節が変わる。
節目。
節。
最近仕事の量も時間もとても増えているのですが、何がどう変ったのかわかりませんが、とにかく楽しいです。勿論、がっかりすることや残念な気持ちになることもたびたびあります。単細胞なので、売られた喧嘩はすぐ買ってしまうし、打ちのめされたり喜んだりのバイオリズムもてんやわんやです。ですが、ただ「続ける」という行為によって、その向こうに答えは用意されていることや、ぼやけているものも、いつかはピントがあうこと等、不器用ながらも、その感覚や兆しがだんだん掴めるようになってきたような気がしています。このあと10年の生き方、走り方の路線についても然りです。不可抗力に対し嘆くのではなく、足りないものをただ単に補充する、ということではなく。他者を変えることはできないからこそ、こちら側がどう変っていくのか、変わっていけるのか。今後何がどう変っていくのか。それら自体を楽しめるようになっています。すべては、自分のまわりにいる皆さんの存在のおかげ。誰ひとり欠くことなく。すべてが教え。あらゆる行動、感情、思い、想いを抱かせてくれる、これまで出逢った、これから出逢う、ひとりひとりのおかげです。他者あっての我が身でございます。
「よく皆が疲れたというが、オレにはそれがどういう状態なのか、理解できないんだ。疲れたと思ったことがまだ一度もないんだ。」という土門拳さんの言葉を頭の片隅に置いています。その言葉の意味を脳に刷り込んでいます。
Author:akiyasu_sukiyasu
福岡在住です。改めてよろしくお願いいたします。