来年5月までのスケジュールが練り直され、1年の〆の月ですが心機一転の気持ちです。古代ローマでは現在の3月(March)を最初のスタートの月としたため、それから数えて10か月目がdecem(10)+ber なのだそうです。いつがスタートか、というのは自分の中できめちゃっていいかもなぁ、と思う12月1日でございます。2009年たのしい12月にしますぜよ。
来月23日、結婚式の写真を撮ります。「12月23日に結婚式の写真を撮る」というのが、一昨年、昨年、今年の連続3年。これからも続くのかしら。。。明日は打ち合わせ。会場のこと、式のスタイル、衣装のこと、おふたりの希望などなどお聞きして、下見にも行こうと思っています。お食事が評判のレストランでのウェディング。食事が美味しいのはゲストにはとても嬉しいですよね。
デジタル一眼レフカメラ一式をバッグごと失って4ヶ月くらいになるのですが、この間いろんなことを考えてました。写真、カメラ、趣味、時間、生活、環境のこと、自己のこと、今までのこと、これからのこと、生き方のこと。
フィルムカメラで撮ることが自分の楽しみではありますが、日々の中では、頼まれごと、催事、イベント等の記録写真をデジタルカメラで撮る機会も増えてゆき、膨大な(撮り過ぎてしまうので自業自得)データ処理に追われてしまうということに。楽しく思う反面、限られた時間の中でそれらをこなしていくのは、ゆるいお気楽な気持ちでは出来ないものでした。
なぜ写真を撮るのか。
単純にそれが好きだということ。撮るという行為が楽しいこと。写真が出来上がった向こうにも笑顔の人がいるということ。そしてその他幾つかの答えがあり、それらについても、じゃあその理由は何だ、そう思うのはなぜだ、等突き詰めてみたりもしました。
わからないままでいいこともたぶんあるので、ニュートラルな状態でいたいとは思っております~。
身に纏うもの、衣類、アクセサリー、化粧等目に見えるモノ、見栄、虚栄等目には見えないけれど薄くも濃くも何か予感できるモノ、表現、意味のある態度、意味を得る為のパフォーマンス、などなど、この胴体に巻きつけるものは数知れず。
10月最後の日曜日、錦秋花形歌舞伎『雷神不動北山櫻』を観て来ました。市川海老蔵さんが、ひとりで個性の強い5役を見事に演じ分け、片時も目を離すことができませんでした。特に安倍清行(陰陽師)は、うまいなぁ、と唸ってしまいました。品があり、穏やかで、はんなり(ちょっと女好き)としたキャラクターは、お家芸の「荒事」に見られるような雄々しい海老蔵さんとは、まるで別人のようでしたよ。『源氏物語』の光源氏のときの「藤壷サマぁ」にも勝る、たおやかさがありました。でもまあ、やっぱり一番印象に残っているのは、日本一の色男『助六』ですねぇ。
歌舞伎といえば、東京の歌舞伎座もとうとう建て替えですね。「歌舞伎座さよなら公演」に足を運ぶことができたらいいなぁ、と思っていますが、うーむ。。。歌舞伎座の桟敷に座って、ポットを使ってお茶を飲むのが密かな憧れなんです。あの光景は、博多座にはないですもんねぇ。そしてさらに!もう一度かぶきそば(かきあげそば)が食べたい!
話し変って、11月1日、職場のWさんのお誘いで、彼女が御用達のアンティークショップ主催のワインセミナーにお邪魔しました。ヴォレロ(シャンパーニュ)、オーデラボワスレー(ボルドー)、コンテアルノー(オーメドック)、ムーランドルーヤック(ぺサックレオニアン)、HAポマール(ブルゴーニュポマール)(←美味しかった。。。)を頂きました。ルシュバリエさんのお食事、ルプアン・フロマジュリーさんのチーズと一緒に、たのしいひと時を過ごさせて頂きました。講師は、おなじみ二コラさん。とても魅力的な表情、語り口で、ワインの造り方や、畑事情、流通事情、ヴーヴ・クリコの黄色いラベルの秘密、グラスの回し方のコツ…などなど、やさしく丁寧なお話をして頂きました。2時間というセミナー時間はあっというまに過ぎてしまいましたよ。Wさんありがとうございました。
Author:akiyasu_sukiyasu
福岡在住です。改めてよろしくお願いいたします。