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Look For The Silver Lining 

Whene'er a cloud appears in the blue

休養。

息抜き

オヤスミナサイ。
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  1. 2008/09/27(土) 20:30:59|
  2. 日記
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すこやかに

おだやかに

すこやかに おだやかに しなやかに 谷川俊太郎(佼成出版社)

2年前の9月にいただいた谷川さんの詩集です。
きれいな言葉、わかりやすい言葉。
当時は、1冊の中にある言葉に特段ひっかかるものがなく
右から左にページを繰ってしまった、という具合でした。
現実味がない、という感しか残らなかったのです。

今年、あらためて再読。黙読でなくて音読。
音読?
どういう風の吹き回しか、そのようなことを試してみました。

どの詩も「終わりの二行」に耳が反応してました。

日常の会話でもそうなのですが、
私はなんでも「結論」から先に話して欲しいタイプであります。
せっかちな性格ゆえ、というより ちょっと(かなり)やさしくない。
童話の「モモ」の、じっと相手の話を聞く様子には、ハッとさせられつつ。



音読って、わるくないです。
今年はこの詩集が、以前よりも少し近くにいるように感じました。
  1. 2008/09/21(日) 01:50:08|
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お彼岸

 

 

彼岸花が庭に咲きました。

いつも感心するのですが

毎年ちゃんとお彼岸の時期に

必ず花咲かせてくれます。

 

 

  1. 2008/09/19(金) 01:27:09|
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嵐の前の空

台風、熱帯低気圧がゆっくり日本列島をすすんでいるようです。

「台風」と書くのは代用漢字。辞書等には「颱風」と載っています。

9月の台風に我が家の屋根の一部を飛ばされたこともあります。

 

18日の夕方の空。きれいな夕焼け。嵐の前の空は美しいです。

電柱にランプシェード?

  1. 2008/09/18(木) 10:12:41|
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お月見

月は丸いのか

今、東の空の高いところで、月が煌々と光を放っています。
あまりにも綺麗なので、部屋の灯りを消して眺めております。
あまりにも美しいので、めがねをはずして裸眼で見つめました。
裸眼で見る月は、まるで花火のようにぱあっと広がります。
乱視もあるせいか月の大きさは何倍も膨らんで見えます。
こんな楽しい月の見え方もできるなんて
近視・乱視も捨てたものでもないようです。

「十五夜に月見をしたら十三夜にも月見せよ」なんだそうです。
「片見月」はよくない、といわれるらしいですよ。
日本では、十三夜も同じく美しい月であると重んじてきました。
十五夜は、中国の「中秋節」が日本に伝わったものですが
十三夜の月見は、日本独特の風習らしいです。
少し欠けた月ですが、そこに趣を感じるというのは、いかにも日本人らしい。

十三夜は、来月10月11日の土曜日。栗名月、豆名月。
栗も豆も大好きでございます。


ところで、月の形って、やっぱり「丸形」なんでしょうか。
月は丸い、という固定観念を疑ったりもしている宵でございます。
 



  1. 2008/09/16(火) 21:28:26|
  2. 日記
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ライディーン

ライディーン~!

西鉄グランドホテルのチャペルの鐘。
カメラのキタムラ側からの眺めですが
空の色のせいか、灯りの具合のせいか
なつかしのアニメ 『勇者ライディーン』 に見えました。

アニメといえば、先日、世界名作劇場で何が好きだったかという話をしました。
赤毛のアン、ペリーヌ物語、母を訪ねて三千里、フランダースの犬…
ひとまわり年下のUさんは叫びました。
「愛の七草物語!!」
「七草?」

四人姉妹は、セリ、ゴギョウ、ハコベラ、ナズナでしょうか。
愛の若草物語』 のメグ、ジョオ、ベス、エイミーよりも
名前に味があるかもしれません。
  1. 2008/09/15(月) 19:45:09|
  2. 日記
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白い家

白い家 カサブランカ

カサブランカ(Casa Blanc)=白い家。
うちの家もカサブランカ、白い家です。

先日の「美の巨人たち」は、白いお城 姫路城、
別名 白鷺城の「門」を描いた奥村土牛さんでした。
番組では、裏側から描いた「門」の構図、そのヒミツが語られました。
土牛さんの人物像もよかったな。
眼鏡、着物姿、への字の口もと。

奥村土牛さんというと、山種美術館収蔵の「醍醐」が有名ですね。
現代日本画家の中では、この土牛さんに興味をおぼえます。

白鷺城も、山種美術館も行きたい場所、旅リストにいれておこう。

旅に出ることができるのは、
拠点の家 があるおかげ、
日常 があるおかげであります。
  1. 2008/09/15(月) 18:06:47|
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麻布十番

 

バイオリニスト葉加瀬太郎さんの大好物、麻布十番のスーパーナニワヤの牛のたたき。

海外に赴きローストビーフを食しても、ナニワヤさんの味に想いを寄せるのだそうですよ。

麻布十番なのに、どうして「ナニワ」なの? その理由はこちら → スーパーナニワヤ

 

 

南麻布に昔からあるというパン屋さん、「ALLEZ FRANCE(アレ フランス)」のラスク。

バケットの上にアーモンドた~っぷり。お値段もとてもお手ごろ。これは姉の好物です。

 

どちらも贈答品用ではなく日常の味。当然ながらごくごく簡易な包装です。

牛のたたきは、普通のお肉のトレイにラップ包装、ラスクはビニール袋詰め。

「日常をたのしむ」のであれば、過度な包装や飾りはイラナ~イですよね。

食べものも、装いも、言葉も、心身のあり方も。

 

  1. 2008/09/15(月) 02:13:52|
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80、81、

80

19日は父の三回忌。
この連休に遠方の親戚も集まります。
今年で81歳になるはずだったんだなぁ。。。

今でもひょっこり帰ってきそうな気がします。
ピンポーン(自分では鍵もドアも開けない父、家長)
はーいお帰りなさい~(鍵をあけて玄関でお出迎え)

  1. 2008/09/13(土) 18:25:11|
  2. 日記
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葡萄

毎年9月のお楽しみ、勝沼のおいしい葡萄が届きました。

1番上は「甲斐路」 甘みが強くて、とってもおいしい。山梨を代表する葡萄です。

2番目は「ピオーネ」 巨峰よりもやや大きめで果汁たっぷり、種無し。コクがあり甘いです。

3番目が「ピッテロビアンコ」 イタリア原産、別名レディースフィンガー(淑女の爪)、皮ごと食べれます。

この3番目が特にお気に入りです。淑女の爪を食するって、なんだかすてきじゃあありません?

  1. 2008/09/13(土) 07:01:36|
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頭より高く

こぶしにする前

頭より高く手を挙げるのは
挙手をするとき、
何かをつかむとき、
どこかにぶら下がるとき、
拳(こぶし)をつくるとき、
それをがんと振り下ろす前。

  1. 2008/09/10(水) 06:54:19|
  2. アート
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黒振袖

黒フリ

過日のyukoさんの黒振袖撮影会。
戦後すぐ、60年以上も前の豪華絢爛の黒振袖。
刺繍の施され方も柄の合わせ方も見事でした。
日本独特の色の組み合わせも美しく、
前、後ろ、左右どこから見ても慶ばしいお振袖。
振袖の状態はとてもよく、大切に保管されていた様子がよくわかりました。
長襦袢が朱色というのも、なんとも艶やかで。
襟、帯、帯締めなど、ひとつひとつ素敵でした。

ゆびさききれい。

髪型はおかっぱ、白い肌、きらきらお眼々のyukoさん。
いつも可愛いyukoさんですが、この日はまるで日本人形のようでした。
「うん、かわいいー」
「うん、いい、いい」
「いやー、きれいだ~」
シャッターを押すごとに、漏れてしまう言葉とタメイキ。

もういいいかい?

可愛いモデルさんを引っ張りまわし続けてしまって
ご主人様、永らくお待たせしてしまいました、ごめんなさい~

着物の美は、やっぱりいいですねぇ。
日本人の誇りです。
  1. 2008/09/08(月) 00:00:55|
  2. 日本
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trip

窓壁ハーフ
旧い洋館に入ると、ついつい窓や扉ばかり撮ってしまいます。

目と耳と
8月に山手234番館で開催された
さとさんの写真展 「じぇむ・ふらんす

山手の住人、旅人たちが次々に立ち寄っていました。

   ≫続きを読む
  1. 2008/09/07(日) 13:46:30|
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読書の秋

9月。日中は夏の名残を感じつつ、朝夕は随分涼しくなりました。

芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋、の到来です。

三國連太郎堕落論卵の緒

今読んでいるのは、三國連太郎さんの本を3冊。三國氏は俳優のみならず、小説家でもあります。

このところ「空(くう)」という言葉に出会うことがたまたま重なっており、『三國連太郎 沖浦和光対談』の上巻「浮世の虚と実」の中でも「空(くう)」についての記述がありました。なんていうと、なにやら難しい本のように感じてきますが、なんのなんの、お二人の対談は、実に雄雄しい言葉に満ちております。仏教や哲学の話の他、芸能・芸術について、男と女について、旅について。下巻の「芸能史の深層」では、日本民族・文化の源流が紐解かれ、折口信夫の芸能始原論の引用も興味深く感じられます。

孔子は『論語』の中で、人間の最もすぐれた境地は「仁に依り、芸に遊ぶ」ことだと述べているんだそうです。おほほ。

(ちなみに孔子の言う「芸に遊ぶ」=「遊芸」という言葉は、私たちが思っているより、思想史的にはずっと意味深長で、「芸」もシャーマンが執り行う神事であったそうですが)

 

さとさんのところでもコメントしたのですが、おススメの本を2冊。

まずは、坂口安吾氏の『堕落論』。おもしろいんだなぁ、坂口氏。氏は幼稚園の頃から型にはめられるのを嫌い、ほとんど通園せず、ひとりで街々をさまよい歩いていたそうです。家では新聞の連載講談を読んでいたという5歳児。。。また、自分の初の子供の誕生の知らせを聞くのは、飲酒酩酊して留置所から出てきたところだったそうです。壇一雄氏曰く「おびただしい精神の贈与を、乱雑に、また惜しげもなくドカドカとバラまき与える人であった。その果ての、あの激烈な孤独の表情を忘れられるものではない。」

 

「恋愛とはいかなるものか。私はよく知らない。そのいかなるものであるかを、一生の文学に探しつづけているようなものだから。

誰しも恋というものに突きあたる。あるいは突きあたらずに結婚する人もあるかもしれない。やがてしかし良人(おっと)を妻を愛す。あるいは生れた子供を愛す。家庭そのものを愛す。金を愛す。着物を愛す。

私はフザけているのではない。」

「昔、切支丹(キリシタン)が初めて日本に渡来したころ、この愛という語で非常に苦労したという話がある。…日本の武士道では、不義はお家の御法度で、色恋というと、すぐ不義とくる。恋愛はよこしまなものにきめられていて、清純な意味が愛の一字にふくまれておらぬのである。切支丹は愛を説く。神の愛、キリシトの愛、けれども愛は不義につらなるニュアンスが強いのだから、この訳語に困惑したので、苦心のあげくに発明したのが、大切という言葉だ。すなわち、「神(ゼウス)のご大切」「キリシトのご大切」と称し、余は汝を愛す、を余は汝を大切に思う、と訳したのである。」 

「…さすれば、バカを怖れたもうな。苦しみ、悲しみ、切なさによって、いささか、みたされる時はあるだろう。それにすら、みたされぬ魂があるというのか。ああ、孤独。それをいいたもうなかれ。孤独は、人のふるさとだ。恋愛は、人生の花であります。いかに退屈であろうとも、この外に花はない。」 (「恋愛論」より)

 

 

もう1冊。全国の本屋さんの店員さんの間で好評らしい、ということで読みました。本の表紙からすると全くをもって、私っぽくないのですが、瀬尾まいこさんの『卵の緒』。これはうるうるものでした。へその緒でなくて「卵」の緒。読みながら私も卵の緒が欲しいと思いましたよ。もう1篇収められているのが『7’s blood』で、こちらの方が私好みです。読みながら思い出したのは、映画『誰も知らない』。話そのものの背景などは異なるのですが、似たようなにおいがする場面があります。主人公は、七子と七生。異母姉弟。弟・七生は姉・七子のことを「ななちゃん」とよびます。(←ななさんを彷彿)

巻末のあさのあつこさんの解説にもあるのですが、瀬尾さんの作品には食事の場面がたくさんでてきます。食卓を囲むこと、いっしょにごはんを食べることの幸せをしみじみ感じてしまいましたよ。

 

 

  1. 2008/09/06(土) 10:11:54|
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笑顔1秒前

半世紀頑張ってきた職場の建物も老朽化が進み、この秋から建て替えのため取り壊しが始まります。今もなお、木造建築が残る旧館は、私のお気に入り。階段の1枚板の木目模様、木枠の窓、かちゃかちゃと閉める鍵、ドアノブ、照明など、このままただの「古いもの」とみなしてしまうのではなく、アンティーク、文化財として保存してゆくのも素敵なのではないかと思わないでもありません。しかし、いろんな規則や理由、事情のため、建て替えは必須なのであります。

秋からの建て替えが決まってから、クーラーが壊れたり、雨漏りがあったり、が続きました。建物が壊さないでよ、って言っているような気がしていました。

取り壊しが始まる前に建物の記録写真を撮る予定です。

写真は職場の忘年会での1枚。ジャニーズに扮した男女6人組み。この1秒後正面に向かって見せてくれた笑顔は最高!でした。

  1. 2008/09/05(金) 06:39:01|
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emerald

鮮緑色

山手234番館の窓。
  1. 2008/09/04(木) 01:25:50|
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Morning Relay

Blue carpet

朝のリレー
  1. 2008/09/02(火) 07:30:05|
  2. 写真
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akiyasu_sukiyasu

Author:akiyasu_sukiyasu
福岡在住です。改めてよろしくお願いいたします。

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