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Look For The Silver Lining 

Whene'er a cloud appears in the blue

渡月橋

無意識ですが、「橋」の写真が多かったりします。

おなじみ 角島大橋。夢の島への架け橋。

角島大橋


次なるは、昨夏初めての「鉄子」体験。SL追っかけ撮影隊では、鉄橋ぱちぱち。
てっきょうだ、てっきょうだっ、たのし~な
きしゃきしゃしゅぽしゅぽ の唄の意味を体感しました。(↓SL出待ち状態)

鉄橋

し、しかし、
これらの橋より勝らん想い、ありをりはべりいまそがり(?)
今まさに、我が心の中で燃ゆる想いは、京都嵐山へ注がれん!
その名も 「渡月橋」!

渡る月の橋、なんて美しい名前なのだろう。
亀山上皇(ウナムーチョツアー 福岡・東公園のてっぺんにおはします像、あの方!)が
橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」
そんな感想を述べたことから「渡月橋」と名付けられたそうです。


渡月橋

雪がいろんなものを覆ったせいなのか、
一昔前の時代にタイムトラベルしたような気持ちになりました。
永谷園のお茶漬けの付録(←浮世絵です)カードを、どこかから取り出してきたような。

そば屋

このおそば屋さん、次回は訪れたいと思います。




  1. 2011/02/21(月) 23:29:06|
  2. 日本
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続・鏡餅

清涼寺

嵐山の 清涼寺(嵯峨釈迦堂) に赴くと
静まり返った雪景色の中、お経を唱える声が響いていました。
雪を踏むきしきしとした足音、さらさらと舞い降りる雪の音も
耳に心地よいものでした。

雪の中の鏡餅

ひとつひとつお堂にお供えされた、雪の中の鏡餅。

おそなえ

室内の鏡餅とは、また違った美しさでしたよ。

渡り廊下の向こうに鏡餅

清涼寺の本堂の裏の扉を開いたとたん、思わず「うわぁ」と声を上げてしまいました。
目に映ったのは、渡り廊下の向こうに飾られた小さな鏡餅の姿。
その存在に、なにか愛しさまでも感じてしまいましたよ。


  1. 2011/02/16(水) 23:58:51|
  2. 日本
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大晦日。しんしんと雪降る夜。
宿の玄関の鏡餅を撮りに、階段を降りました。


ファインダー越しに鏡餅を見つめていると、なんだか不思議な浮遊感。
ほんもの と ガラス窓に映ったにせもの 
迫ってくるのは、ほんもの の方ではないような気がして。
なぜ?

窓の鏡餅

ガラス窓に映った鏡餅の方が、どうも魅力的でして。
闇に浮かんでいるから?

実物を見ることと、鏡やガラスに映ったものを見ること。
実際どっちを頼りにしているか、と改めて考えてみると、自分の顔や姿なんて、鏡やガラスに「映った」もの、写真や映像に「写った」ものしか知らないものでして。「ほんもの」の自分の全身を見たことって、そういえば、ない、ない!他人のことだとよくわかるのに、自分のことだとよくわからない、ってのは、このせいなの?なんて、真剣にハッとしたりして。
当たり前のこと過ぎて、ばかばかしいのですが、自動車生活においても鏡は欠かせない。でも、見ているのは「映った」もの、ほんものではな~い。ほんもの を見る前のプレビューを、この生活の中でいかに頼りにしていることか。


鏡餅って言葉からして、なんだか。
そもそも、どうして鏡やガラスには「映る」っていう現象が起こるのか、光線の反射だとかなんだとか、詳しいことはわからナーイ。そしてだいたい、鏡餅は何ゆえその名を「かがみ」というのだ。鏡が丸いから?丸いんだったら、太陽だって、満月だって、洗面器だって、なんでもあるではないか。古来の尊いものが鏡だったから?神へのお供えってことで?

そんなクエスチョンは、夜の帳とともに深まるばかりでした。
  1. 2011/02/16(水) 00:35:17|
  2. 日本
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ふりだし

宝泉院

振出(ふりだし)
茶事において、こんぺい糖などの小粒のお菓子を入れる小壷のこと。通常菓子器に添えて出されることもあり、趣向として野外の雰囲気を表すのに適し、花見の趣向による取り合わせに一役買う。

振出(ふりだし)
すごろく、就職歴などの出発点。

振出(ふりだし)
為替、手形、小切手を発行すること。

振出(ふりだし)
浸剤(しんざい)の和語的表現。細かく切った薬物に熱湯をかけて(熱い湯に浸し)薬用成分を浸出した薬剤のこと。

静寂


お正月、雪の京都。
大原の 宝泉院 でお茶をいただきました。


いただきます。


お久しぶりでございます。

転々としておりましたが、此処へ戻ってまいりました。
あれやこれやと、ばたばた、じたばた、ぼやぼや、ぐずぐず。
結局、出発点、ふりだしに戻ってまいりました。
細々ですが、更新していきたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。



  1. 2011/02/13(日) 22:43:24|
  2. 日本
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黒振袖

黒フリ

過日のyukoさんの黒振袖撮影会。
戦後すぐ、60年以上も前の豪華絢爛の黒振袖。
刺繍の施され方も柄の合わせ方も見事でした。
日本独特の色の組み合わせも美しく、
前、後ろ、左右どこから見ても慶ばしいお振袖。
振袖の状態はとてもよく、大切に保管されていた様子がよくわかりました。
長襦袢が朱色というのも、なんとも艶やかで。
襟、帯、帯締めなど、ひとつひとつ素敵でした。

ゆびさききれい。

髪型はおかっぱ、白い肌、きらきらお眼々のyukoさん。
いつも可愛いyukoさんですが、この日はまるで日本人形のようでした。
「うん、かわいいー」
「うん、いい、いい」
「いやー、きれいだ~」
シャッターを押すごとに、漏れてしまう言葉とタメイキ。

もういいいかい?

可愛いモデルさんを引っ張りまわし続けてしまって
ご主人様、永らくお待たせしてしまいました、ごめんなさい~

着物の美は、やっぱりいいですねぇ。
日本人の誇りです。
  1. 2008/09/08(月) 00:00:55|
  2. 日本
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